名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これは文左衛門にとって耳が痛いこと

元禄9年9月6日。
曇。
夜になって雨が降る。
夜、檄で告げられる。
公儀より言い渡された酒のこと。
手紙で申し入れる。
公儀より言い渡された御書付1通が送られてきた。
各、よく承知し、慎み、召仕等まで申し付けるように。
色々と思われたことを御老中言い渡す。
以上。
9月5日、土屋佐之右衛門。
両城代。
覚。
一 酒に酔い、心ならずも不届きを行う者がいるので、かねてから大酒を飲むことを禁止しているが、いよいよ酒を飲むことは慎むように。
一 客などがある場合も酒は無用である。
酒狂いのものがある時は、酒は度を超えないように。
この通り強く守り、これに背く者は処罰する。
子8月 日。
口上の覚。
酒を飲む者を殿は御嫌いであるので、面々慎むようにと折につけ伝えるように。
組支配にある者はそれぞれに慎むよう言い渡すように。
以上。