名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

借金が返せなかったか、でも殺しちゃいかんだろ

元禄16年12月29日。国奉行尾崎小兵衛は昨夜いつもの通り床に入る。この朝、妻は早く起きて女中などの指図をし、用があったので小兵を起こしに行くと頭は冷たく、心臓は少し動いていたが息はしていなかった。急死46歳。久野杢太夫僕がかけ乞(借金取…

これって喧嘩ですかね

元禄16年12月28日。夜、竹腰伝四郎の厩の物2人が厩で喧嘩して2人とも死んでしまう。

当事者はちゃんと処罰されてます

元禄16年12月27日。兼松松太郎兵衛長屋の権六は斬罪となる。横井小太夫僕などは10ヶ国から追放となる。

何の忖度でしょうか

元禄16年12月26日。寺尾内匠宅へ横井小太夫を呼び、召仕が博奕をしているのを知らないのは不注意極まりないので逼塞を仰せ付けられべきであるが、逼塞ではなく叱られると云々。遠慮にも及ばず。

処罰されなくても家が燃えてしまったら

元禄12年12月25日。夜、長良村南の郷の加藤平左衛門百姓佐治兵衛の家から火が出る。その隣広瀬弥右衛門百姓三右衛門の家と共に消失する。馬の粥を調理していて火の始末をよくしないで寝てしまい、側にあった藁に燃えついて火が出たと。佐治兵衛は家を…

今のムクドリ被害と一緒だな

元禄16年12月23日。近頃、本町門東の土居の末に鸕鶿(鵜)がたくさんとまり、その糞はまるで雪が松にかかったようであった。城代衆から人足を請け取り、2人ずつ番をして長竿を持って鵜を追い払う。

何か借りていたのか

元禄16年12月20日。夕飯後、文左衛門は永井善右へ頼母子に出かけ、文左衛門が獲る。そのうちの半分を段之右へ遣わす。夕暮れ前、火事があると。

これは大したことないようだ

元禄16年12月16日。昼、七ツ寺の向かいの町屋が少し焼ける。

これは大火だ

元禄16年12月15日。夜、師崎の大半が焼失する。

眠れない夜が続くかも

元禄16年12月11日。戌刻(午後7時)、地震がある。

余震が続いてます

元禄16年12月10日。卯(午前5時)過ぎ、小さな地震がある。

年末は物入り

元禄16年12月9日。朝、小さな地震がある。文左衛門は藤右、弥右の分を残して仲間の口米を差し上げる。文左衛門は5俵で1人分、車賃は135文、金で差し上げれば8斗2升の相場、金の値段は7斗8升なので4升安。

胴元が料理を出してくれるんですね

元禄16年12月7日。昼から文左衛門は朝岡甚五右へ出かける。霧山・小出など頼母子会であった。料理は美味であった。辰巳長左衛門の閉門が赦される。子半刻(午前0時)、桑名町下腰物奉行早川十右衛門の長屋から火が出る。本屋敷と一緒に残らず焼失する。

今日も文左衛門は外れ

元禄16年12月5日。夕飯後、文左衛門は源太左へ頼母子会へ出かける。伴伝左衛門と鈴木助之丞が獲る。

年末のやりくりには頼母子ですか

元禄16年12月4日。夕飯後、文左衛門は源太左へ頼母子会に出かける。源太左控えへ落ちる。

妻と妾の不仲を苦にして自殺したのか

元禄16年12月1日。250石隼人正組荒川権之助はこの朝支度をして礼に出かけるため、いつも自身で髪を結っているので座敷の東の部屋に入った。長らく出て来ないので家の者が見に行くと自殺して死んでいた。44歳、腹をひと突きし、喉を押し切っていた…

元禄16年12月の天気です

元禄16年12月20日。夜、初雪。元禄16年12月21日。晴。元禄16年12月22日。曇。未(午後1時)過ぎから雨が降る。夜はジメジメする。夜半に止む。晴。少し風が吹く。元禄16年12月23日。晴。昼過ぎに雹が降るが、すぐに止む。元禄16…

これは仕事

元禄16年11月28日。巳(午前9時)から磯貝武右へ文左衛門は出かける。例年通り口米帳を書く。源右、久右、加左。

またまた頼母子

元禄16年11月27日。夕飯後、文左衛門は加兵へ頼母子に出かける。瀬左が獲る。

また、頼母子

元禄16年11月25日。巳(午前9時)から瀬左へ文左衛門は頼母子に出かける。佐分源太左が獲る。

財産目当ての殺人かもって

元禄16年11月24日。申(午後3時)頃、文左衛門は源太左へ頼母子に行く。少し前、小山清右衛門が死ぬ。妾はとても力が強く、僕の新六とかねて密通しており、清右衛門が死ぬとすぐに化粧などして少しも嘆かなかった。金子・家財を全て奪い、婿の石原弥…

こんな時も頼母子ですか

元禄16年11月23日。未2刻(午後1時半頃)、地震がある。亥(午後9時)前、少し地震がある。文左衛門は夕飯後頼母子に出かける。関加兵と川澄与三右衛門、仙之右衛門がくじを獲る。

元禄の大地震です

元禄16年11月22日。丑2点(午前1時半頃)、地震があり、かなり長く揺れる。余震もある。文左衛門は起きて母親のところへ行く。庭池の氷は砕け、水も吹き出しで濁流のようであった。18年前の8月16日辰刻(午前7時)の地震よりも長く揺れる。丑…

職員録みたいなもんですか

元禄16年11月18日。近頃、目見帳が改まる。

お預けから牢へ

元禄16年11月13日。小太夫召仕藤介・角平は再び町奉行へ出かけ、夕暮れに牢に入る。

13歳の頃の半元服の儀式

元禄16年11月12日。文左衛門は役料手形の裏判を取る。公の額直し、袖留で、尾張でも側物頭以上が祝儀のため老中のところへ出かける。

人をうわさで判断しちゃいけない

元禄16年11月11日。因幡殿用人小笠原金太夫は供のため明け方尾張を発とうとすると具足櫃を盗まれた。急いでいたので舅兼松太郎兵衛の具足を遣わすと。この日明け方前から太郎兵衛は準備に来ており、具足櫃は志水の日用が江戸へ持って行くことになって…

引き留められるのはいいことなのか

元禄16年11月9日。松井与兵衛は自ら見物と称して長屋六左へ出かけ、弟子の弓を見物する。勘左衛門弟子もここへやって来て弓を射る。翌10日、岡部藤左衛門ところへ出かける。忠兵弟子もここにやって来て射る。近頃、小笠原三郎右衛門が役儀のことで是…

これらも博奕がらみなのか

元禄16年11月8日。横井小太夫僕、織之進僕など5人が町奉行に呼ばれる。その中の若党藤助と織之進に仕える中間角平の2人は小太夫に預ける。残りに処罰はなし。近頃、諸士の召仕では博奕を行う者が多く、主人に預ける。若林四郎兵衛・荻野七郎右衛門・…

七騎って人の名前ですかね、それとも7人

元禄16年11月7日。近頃、渡辺新左衛門同心七騎が預けられる。格式(理由)は高木、石川と同じ。