名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

引き留められるのはいいことなのか

元禄16年11月9日。
松井与兵衛は自ら見物と称して長屋六左へ出かけ、弟子の弓を見物する。
勘左衛門弟子もここへやって来て弓を射る。
翌10日、岡部藤左衛門ところへ出かける。
忠兵弟子もここにやって来て射る。
近頃、小笠原三郎右衛門が役儀のことで是非にと願い出ていたが、仰せでは老いたとは思えないので役儀は十分耐えられるので勤めるようにと。