名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-04-28から1日間の記事一覧

発散したかっただけかも

元禄13年4月27日。近頃、鈴木七兵衛弟半之右衛門が乱心する。向かいの中根七兵衛のところへ入り込み、馬鹿げたことをする。

何をしでかしたかはいずれわかるでしょう

元禄13年4月26日。評定所の長屋へ佐左衛門・そろりという者で簡略付文右衛門が詮議のため牢に閉じ込められる。

このあたりはちゃんと下々のことを考えている

元禄13年4月17日。但馬様(松平友著)が評定所庭の桟敷に入られる。すぐに祭礼が例年通り始まる。ただし、火事のため町人が困っているので上畠の雷の山車はなし。行赦が1人。

また法事ですかね

元禄13年4月16日。穏便の触れがある。

親子で悪人だったのか

元禄13年4月7日(ママ)。近頃、但馬様(松平友著)御歩行村上折右衛門が但馬様のところで馬鹿をし、暇を出されて浪人となった。小普請の親同名伊助もこれに関係しており。悪事にきりがなかった。このため親類らはこれを殺して自殺したことにした。先月…

やっと弔ってもらえる

元禄13年4月10日。昨夜、弥藤治のことは調べが終わり、今朝寺へと遣わす。

処罰を気に病んでのことだろうな

元禄13年4月9日。近頃、山田彦内へ預け置かれた山田弥藤治が夜着の襟を解き、南の窓子(格子)にかけて首を縛り、うつぶせになって死ぬ。昨夜のことであったが文左衛門は知らなかった。この朝食事を持って行って見つける。死体は裸で、体の色は赤と紫の…

辻番、ナイス

元禄13年4月4日。申刻(午後3時)前、児玉三郎進僕が夜着と袷を秋葉参りの乞人僧に盗まれ、追いかける。野呂忠左衛門前の辻番に助けを求めると、辻番が現れ、僧を縛りつける。

高須松平家誕生

元禄13年4月3日。近頃、津守様(松平義行)は領地13000石を濃州高須で拝領する。残り17000石は信州伊那。

こういう悩みは本人しかわからない

元禄13年4月2日。冨永彦兵衛殿中小姓が腹を切って死ぬ。彦兵衛殿に叱られ、このことを大変恥じていた。この日、供をして帰り、座敷の庭で腹を切る。

元禄13年4月の天気です

元禄13年4月2日。薄曇。元禄13年4月3日。晴。元禄13年4月4日。曇。深夜に雨が降る。元禄13年4月5日。雨が降る。元禄13年4月6日。卯半(午前6時)過ぎると雨が止む。その後曇る。元禄13年4月7日。晴。元禄13年4月8日。夜、曇る…

騒いじゃいかんと言われたでしょう

元禄13年3月26日。昼、火事と騒ぎがある。

また放火ですか

元禄13年3月25日。長者町で放火がある。

面倒くさいなあ

元禄13年3月22日。近頃、放火をした女を捕らえる。夫は飼殺し役、子は雲州様(松平義昌)の草履取りであった。この女は朝比奈半左衛門に御預けとなる。津守様(松平義行)の屋敷前に辻番がいた。近頃、後藤弥次右衛門から内藤与右衛門に話し、そこから…

火事場泥棒対策

元禄13年3月18日。巳半(午前10時)、火事だと騒ぎがある。2度も。詳しくはわからず。町中へ火事と騒ぐ者がいたら、捕らえおくようにと。今後火事があった場合、惣大工(棟梁)などは代わる代わる扶持人の大工に従うか、もしくは作事小屋に集り作事…

また火事ですか

元禄13年3月17日。未刻(午後1時)、火事と。詳しくはわからず。

こんな時に放火とは

元禄13年3月16日。申(午後3時)過ぎ、火事だと騒ぎがあるが詳しくはわからず。戌(午後7時)前、袋町上の泉龍寺長屋町屋の屋根に敷いてある2枚ほどが燃え上がる。すぐに消し止める。放火かと。

連日ですからね

元禄13年3月15日。雨が降る中、火事だと騒ぎがある。伊勢町下というが、詳しくはわからず。

嘘であっても放ってはおけない

元禄13年3月14日。辰8刻(午前9時前)、火事だと騒ぎがある。近頃、毎日のように火事だと騒ぎがあるが、本当だったり嘘だったり。このため夜番、中番は3人ずつとなる。

困ったら神頼み

元禄13年3月13日。火事だと騒ぎがある。近頃、大公は火事のため方々に祈祷を仰せ付けられる。長久寺・天王坊・七ツ寺・大須・熱田など。

ちゃんと確認しないと

元禄13年3月12日。昼頃、火事現場の小屋が焼けて騒ぎとなる。

古井村の子どもは事故か事件か

元禄13年3月11日。堀詰町日用庄左衛門がこの日から行方がわからなくなる。翌12日、愛智郡栄村麦畠の中で、3尺手ぬぐいで首を絞められて殺されていた。近頃、古井村で2歳ばかりの子が肥溜めの中で死んでいた。

情報求む

元禄13年3月10日昨年12月28日、高田村で藤左衛門という者の女房と男の子1人、女の子2人が切り殺された。これを調べるために札の辻に黄金が掛けられる。このことを尋ねるため高田村の近辺に箱を置き、密かに書付を入れらるようにする。今月の5日…

火事の翌日に火事のデマとは

元禄13年3月8日。申刻(午後3時)、火事と。嘘か。

荷物を預けたのが裏目と出た

元禄13年3月7日。午半(午後0時)、御用人成瀬藤太夫から火が出て、向かいの津田十郎右衛門のところと一緒に焼失する。元坂以策の屋敷の塀なども燃え落ちる。この時西乾(西北西)の風が吹いており、文左衛門の家にも火の粉が1つ、2つ飛んでくる。橦…

一体どこで火事があった

元禄13年3月6日。昼頃、火事の知らせがある。

経費半減はキツイ

元禄13年3月3日。昨日、評定所で諸役人は仕事の経費をこの2年の間は半分にするように言い渡される。別紙にある。財政が厳しいので記録の作成も中止となる。

元禄13年3月の天気です

元禄13年3月1日。薄曇。深夜には雨が降る。元禄13年3月2日。夜、雨が止む。元禄13年3月3日。曇。未(午後1時)過ぎから雨が降り始め、次第にジメジメする。夜になるとますます雨が激しくなり、大粒の雨と激しい風が吹く。その後和らぎ、雨も止…

元禄13年1月28日。昨年分の本丸と深井丸の灯代は各1人分が49文。