名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

荷物を預けたのが裏目と出た

元禄13年3月7日。
午半(午後0時)、御用人成瀬藤太夫から火が出て、向かいの津田十郎右衛門のところと一緒に焼失する。
元坂以策の屋敷の塀なども燃え落ちる。
この時西乾(西北西)の風が吹いており、文左衛門の家にも火の粉が1つ、2つ飛んでくる。
橦木町などでは火の粉が特に多く、方々で少し燃え出たのを消し止める。
天頭(道)町坂下の噂では御器所・古井のあたりへ飛んで行ったと。
文左衛門も鉄門へ出かける。
太夫のところでは女1人が焼け死んだとのことだが詳しくはわからず。
道具などは残らず燃えてしまう。
太夫弟の住まいは円通寺に移り、その後、日置へと移っていた。
円通寺では近頃火事を恐れ、以前から道具などを以前から藤太夫のところへ預けていたが、全て焼失すると。