2023-04-28 面倒くさいなあ 鸚鵡籠中記 元禄13年3月22日。近頃、放火をした女を捕らえる。夫は飼殺し役、子は雲州様(松平義昌)の草履取りであった。この女は朝比奈半左衛門に御預けとなる。津守様(松平義行)の屋敷前に辻番がいた。近頃、後藤弥次右衛門から内藤与右衛門に話し、そこから水道奉行に言い渡し、これを下屋敷へと移した。津公は機嫌を損ね、これを御馬廻りとした。やがて鍛治屋町広小路の辻番を津守様のところへと遣わす。その後呉服町下の辻番を広小路へ移す。津守様屋敷あたりで放火があったため、主税筋上の辻番を移していた。