名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

借金が返せなかったか、でも殺しちゃいかんだろ

元禄16年12月29日。
国奉行尾崎小兵衛は昨夜いつもの通り床に入る。
この朝、妻は早く起きて女中などの指図をし、用があったので小兵を起こしに行くと頭は冷たく、心臓は少し動いていたが息はしていなかった。
急死46歳。
久野杢太夫僕がかけ乞(借金取り)を切って自害する。