名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-03-18から1日間の記事一覧

定免だと頑張れば頑張っただけ百姓の手取りが多くなる

元禄11年4月23日。長良村に定免を申し付ける。

すぐには御目通りには出ないものなのか

元禄11年4月21日。田辺太左衛門が閉門御免となる。しかし御目通には出ず。後にいつも通りに勤める。

江戸時代も自殺が多いです

元禄11年4月9日。水野平太夫が自害する。二の丸御家老であった。戌刻(午後7時)過ぎに自害しており、書置もあったと。後、この後役に永井伴太夫が20石加増で仰せ付けられる。

一体何の裁許状なのか

元禄11年4月7日。加藤主水が裁許状を取る。4,5日後に帰るので、文左衛門は大嶋えび7つを遣わす。

都筑弥兵衛さん既にバリバリ働いている

元禄11年4月3日。切紙をもって啓達する。去る3日、上使小笠原佐渡守殿が御越しになり、殿様に帰国の暇を進められ、同4日、登城なされたところ西湖の間での饗応、御座の間で対顔なされ、色々と話し込まれた上で、御手自ら長蚫(ながあわび・鮑を引き延…

今なら労災ですな

元禄11年4月2日。都筑弥兵衛が評定場で中風を発し、気を失う。駕籠に乗って帰った時に息をふき返す。

元禄11年4月の天気です

元禄11年4月1日。辰刻(午前7時)、雨止む。その後晴れる。元禄11年4月3日。申半(午後4時)過ぎから雨が降る。夜、ますます強く降る。元禄11年4月4日。雨が降る。元禄11年4月5日。晴。元禄11年4月6日。曇。未半(午後2時)過ぎから…

風刺が流行るのは世の中がよくないから

元禄11年3月27日。この日、廻状が来る。覚。近頃、酒の上での馬鹿げた騒ぎについての書付について御耳に入り、どうでもいいようなことを狂歌にしたり、書付にするのは不届きであるので、昨年言い渡しの通り再度書付を出したのははなはだ不届きとお思い…

今でも野焼きの煙を火事と間違える

元禄11年3月26日。午(午前11時)前、上畠のあたりの町家で味噌を蒸す煙がたくさん外にもれていたので、火事と思い人々が集まる。

あっという間に縁談を決められるとは、さすが最高権力者

元禄11年3月22日。廻状がある。切紙を以って啓達する。去る18日天気も良く、麹町の御屋敷へ公方様が巳上刻(午前9時)に御成あそばされ、大殿様・姫君様・右兵衛督様も御屋敷に入られ、摂津守様・出雲守様・求馬様・但馬守様、次に御三家様方・御縁…

火事を出せば大騒ぎになるからなあ

元禄11年3月17日。御目付衆から御成につき、まずは第一に火の元など何事にも注意するようにとの廻状がある。

念には念を入れる

元禄11年3月16日。彦兵から御成の日限りの言いつけがある。とりわけ城内番所ではますます念入りに勤めるようにとの廻状がある。

ちょっとした出来心では済まない額

元禄11年3月14日。勘定奉行取田次郎左衛門手代の福井彦六が次郎左衛門の判を偽造したことで、評定場の牢に入る。御先手足軽13人がこれを警固する。偽手形などが300両程あったと。後に獄門となる。13と8つの子どもがあり、母に暇乞いをして牢に…

これは脳卒中か

元禄11年3月11日。急に渡辺武兵衛は舌が強ばり、半身が動かなくなる。

油の火に水はダメでしょう

元禄11年3月7日。戌刻(午後8時)、文左衛門は松脂(松ヤニ)と油を一緒にうかつにも煮ていた。中で燃えあがった火が消えなかったので、内庭に下して水1勺(1勺は18ミリリットル)を入れると急に2間(1間は約1・8メートル)ばかりの炎が上がっ…

元禄11年3月の天気です

元禄11年3月1日。風が吹き寒い。元禄11年3月2日。晴。元禄11年3月3日。晴。夜になって曇り、夜中には雨が降る。元禄11年3月4日。1日中雨が降るが、夜更けには晴れる。元禄11年3月10日。曇。夜更けには雨が降る。元禄11年3月11日…