名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

借金してまで人探し

宝永5年1月12日。
先給先請の廻文が来る。

小川勘右衛門が庄右衛門を探し出すためこの日に尾張を発ち、江戸へと向かう。
家財には封が付けられ路金もないので、小舅の御園町十一屋と平家(琵琶?)を証文にして金を借り、路用(旅費)として遣わす。