名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

日ごろの行いがすべて

宝永4年5月22日。
近頃、中品野村常源寺と百姓円右衛門で諍いがある。
円右衛門の小舅彦右衛門という者が円右衛門と問題があって常願寺へ立ち退く。
そこから他へと出奔する。
円右衛門は怒って常願寺に彦右衛門の居場所を尋ねたが知らせなかったので、円右衛門は棒などを持って常願寺へ行き乱暴をはたらく。
彦右衛門は常願寺に立ち退いたのを召し返される。
円右衛門は牢に入る。
円右衛門は米倉喜左衛門の百姓で横着者であった。
水問(水責め)にあい、後に追放となる。
円右衛門は大小刀をさして常願寺へ行ったと。