名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

13年目の仕返し

宝永3年9月29日。
天王坊へ傷を負った者の詮議との廻文がある。
昨28日、江戸において竹腰兵部が大樹(将軍)に初めて跡目の御目見えをする。
時服は5着。
15枚の刀・金・馬代を献上する。
先日、殿様へ跡目の礼の際は15枚の刀・遺物、掛物を献上する。
少将様方・尾張の連枝様方・梅昌院様まで残らず献上する。
大樹へは近江守遺物の青江吉次の刀1腰、代金15枚を使者を遣わして献上する。
今月11日に大井村甚右衛門が牢に入る。
10月6日から手かね鎖をされ、68歳と云々。
13年前に近井阿閉を甚右衛門が訴えて牢に入る。
9月11日と云々。
13年目に報いる。