名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

まだまだ穏便は続く

元禄13年12月11日。
水戸中納言様逝去により寄合が急に中止となる。
廻文がある。
一筆申し入れる。
水戸中納言様は去る6日の暁に逝去なされたので、この日から17日まで音曲鳴物は中止し、穏便と老中が伝えられたので、その意をよく心得るように。
恐惶謹言。
12月11日。
山田理右衛門。
両城代殿。
これに加えて、このことを同心衆・明組同心衆ならびに足軽その他支配の者へも申し渡すように。
以上。