名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

祭礼は中止ですか

元禄12年8月15日。
八幡の祭礼は行われず。
覚。
一 諸事については公儀の御法度を守ること。
一 御家中の諸法度、御定などは言いつけになられた通り、今後よく守ること。
一 諸士御奉公は私心なく、御先代と変わらず勤めるように。諸奉行・諸役人については前々からの御定または言いつけになられたことを常々きつく守り、勤めること。
このことは固く守るようお言いつけである。
卯8月。
一筆申し入れる。
この度、御家督を言いつけになった御書付1通が遣わされた。
このことを承知しておくよう御老中に伝えられた。
恐惶謹言。
8月15日。
熊沢与三兵衛。
両城代殿。
それに付け加えて、御書付の内容を同心衆、明同心衆ならびに御足軽その他支配の方へも申し渡すように。
以上。