名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

全然功徳なんてないじゃないですか

元禄12年8月6日。
近頃、七ツ寺の塔の石礎を町人などがたくさん集まり、功徳のためにこれを築いていた。
水主の者も1日築いていた。
皆が弁当だ、幕だ、酒だと大騒ぎしていた。
12、3日前に本町の下の紺屋が酔っぱらって礎を築いていた。
すると柱の上から落ちて死んでしまった。
愚かな行いが禍を呼んでしまった。