2023-01-01 かなりの火事だったようだ 鸚鵡籠中記 元禄9年1月30日。子3点(午後11時半過ぎ)、大津町通、本重町と袋町通の間にある東西の家が残らず消失する。わずか5、6軒だけが焼け残る。この火事で渡辺半蔵足軽3人がけがをする。幼子ひとりが井戸に落ちて死ぬ。また町人ふたりがけがをすると。文左衛門は彦兵衛へ出かけ、すぐに銕御門へと出かける。両城代衆はここに出てきていた。文左衛門も仲間と共にここで待機する。火が鎮まるのを待って、丑9刻(午前3時前)に帰宅する。