名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-12-26から1日間の記事一覧

不思議な出来事だ

元禄8年9月30日。近頃、熱田に旅僧2人が泊り、1つの文箱を宿の長押(なげし、鴨居の上に張られた板)の上に置いて立ち去った。翌日の夕暮れ、また1人の僧がやって来て、亭主に久しぶりだと言ったが、亭主は誰かわからず、忘れたのかと思い様子を窺っ…

9月29日の天気です

元禄8年9月29日。空、晴れ渡る。

9月28日の天気です

元禄8年9月28日。雨が降るが、昼から晴れる。

9月27日の天気です

元禄8年9月27日。夜、雨が降る。

やっと参詣できました

元禄8年9月26日。快晴。かねてからこの日の明け方寅半刻(午前4時)に津嶋へ出発のはずであったが、遅れて卯の刻(午前5時)少し前に出発する。朝倉辰之丞とゑびや町で待ち合わせであったが会うことができなかった。また先に行ったのか遅れているのか…

仕切り直しの津嶋参詣

元禄8年9月25日。夜寅刻(午前3時)、文左衛門は源右衛門のところへ出かけ、食事をする。源右衛門・源之助・勘八と津嶋へ出かける。

どうしてそれがわかったのか、内部犯行か

元禄8年9月24日。晴れているが風が吹く。津守様(松平義行)御賄本田忠右衛門という者が願証寺門前で借家住まいをしていた。この夜、親類のお産のため姑1人を残して見舞いに行くと、家の戸を叩く者がいた。その者は無理やり懸硯箱(小型金庫)を持ち出…

何だそりゃ

元禄8年9月23日。卯半点(午前6時)より雨が降り始める。かねてから約束の通り文左衛門は源右衛門のところへ寅刻(午前3時)に出かける。食事をして星野勘八・源右衛門・源之助と津嶋へ出かける。雨だったので弁当を開き、帰宅する。

9月22日の天気です

元禄8年9月22日。晴天。夜、曇る。

この吐血で食あたりか

元禄8年9月21日。快晴。昨日、渡辺武兵衛は鼠茸(ほうきたけ)と厚揚げの煮たものを食べていた。この日牛巻村へ出かけた。途中で食あたりをおこし帰ってしまった。血を2合(1合は1、8リットル)ばかり吐く。

9月20日の天気です

元禄8年9月20日。晴れて、風が吹く。

またまた米の出来栄えの検査

元禄8年9月17日。晴。長良村で検見がある。

雨で延期とはやはり根性なし

元禄8年9月16日。雨が降る。かねてから文左衛門は津嶋へ参詣するはずであったが、雨のため延期する。未刻(午後1時)過ぎると雨が止み、夜には晴れる。

9月15日の天気です

元禄8年9月15日。夜、曇。亥半(午後10時)過ぎから雨が降り始め、夜遅くなってますます強くなる。

さきという女が哀れだなあ

元禄8年9月13日。快晴。文左衛門は大屋へ移り、強飯(おこわ)・酒で祝う。夜、御書院番小山市兵衛跡目山本彦助は用事があって山口あたりまでやって来る。僕に32になる由介という者がおり、8年前に夫婦の契りを結んださきという名の50ばかりの女が…

9月9日の天気です

元禄8年9月9日。晴天。

9月8日の天気です

元禄8年9月8日。1日中大雨で、強風が吹き荒れる。夜になると止み、晴れる。

ちゃんとお仕事してます

元禄8年9月7日。文左衛門は渡辺源右衛門の判を証として、白鳥で桧4尺5寸(1尺は約30センチ、1寸は約3センチ)の榑(丸太)43挺・このうち3挺は久兵に頼まれたもの・椹(さわら)2尺6寸を120挺・この椹は源右衛門に頼まれたものを手配する…

今の薬もないし。

元禄8年9月3日。夜、沢井楓軒内室の春窓院が死ぬ。少し前から発熱し、前々から熱が出ると取り乱したと。

由介の問題もやっと解決

元禄8年9月2日。快晴。忠兵衛はかねてからの約束の通り、熊沢丹左・辻三郎兵・市川伝兵に自分の足軽を遣わすので投網を打ちに行かないかと言う。また船を借りるので、船で出かけてはどうかと言う。伝兵と文左衛門は卯2点(午前5時半)に丹左のところへ…