名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

やっと参詣できました

元禄8年9月26日。
快晴。
かねてからこの日の明け方寅半刻(午前4時)に津嶋へ出発のはずであったが、遅れて卯の刻(午前5時)少し前に出発する。
朝倉辰之丞とゑびや町で待ち合わせであったが会うことができなかった。
また先に行ったのか遅れているのかもわからなかった。
しばらく待って出発する。
途中出会うこともなかった。
今朝、辰之丞は行くのが嫌になり、忠兵衛の話だと人を蝦や町に送ったが時間を間違えて会えなかったと。
源右衛門は師大矢部刑部太夫のところで食事を用意する。
川鱣(鯉)の焼き物などもあり。
酒も少し飲む。
酉半点(午後5時)、帰宅する