2022-12-08から1日間の記事一覧
元禄8年1月30日。曇。未(午後1時)過ぎから雨が降り出す。
元禄8年1月29日。晴天。
元禄8年1月28日。夜更けに雨が止む。能瀬勘右衛門が先日より遠慮していたが、この日から参上する。
元禄8年1月26日。昼前、公は御天守にお越しになり、御城代衆に御手自ら熨斗を下される。御天守奉行にもお言葉がある。公は直ちに打ち馬場へお越しになり、御馬乗衆が御馬を御す。この朝、平岩助治郎が江戸へ下る。この者は勘左衛門子で半蔵のところで預…
元禄8年1月25日。快晴。巳刻(午前9時)、大殿様が御城へ年頭のお祝いにお越しになる。御吸物・御酒など出される。夕御前は召し上がれず。もてなしのため御堀の塵埃までさらえ、町中は物静かで、浄土寺の談義や若宮の操りも行われず。
元禄8年1月23日。晴天。
元禄8年1月22日。晴天。
元禄8年1月21日。朝、雨が止む。その後、1日中雲が立ちこめる。
元禄8年1月20日。忠兵のところから帰り、文左衛門は言い渡しがあると相原九兵衛のところへ出かけてこれを聞く。この度は留永兵右衛門が言いったこと。簡略(倹約)の間は、先ごろに言い渡しの通り勤めをしないように。沢井三左衛門隠居所へも行かなくて…
元禄8年1月19日。晴。風が吹く。
元禄8年1月18日。雨。巳刻(午前9時)から雨と雪が交じって降る。午刻(午前11時)から晴れる。この日、申し渡しの触れが回る。または頭を呼んで言い渡す。御勝手御不如意(財政が苦しい)につき、先御代・当御代の御家中から上げ米、ならびに増御普…
元禄8年1月17日。昼から曇る。申刻(午後3時)、越前から馬廻りの者3人がやって来て、平岩勘左衛門父子を受取りたいと言う。雑兵20人ばかりがどやどやと勘右衛門の門前にあふれる。勘右衛門は大いに気が動転し、留守と伝えるが、帰るのを待つと言っ…
元禄8年1月16日。文左衛門はこの日朝から初めて本丸の御番に出る。昨日の番は都筑助六・平岩五右衛門・藤江理太夫。相番は松井勉右衛門・大岡又右衛門。それぞれ弁当を持ってきたが、煮物をたくさん持ってきて、相番及び御番の足軽7人に酒と共に食わせ…
元禄8年1月15日。明け方前に雨が止む。辰半(午前8時)から晴れる。御馬初があるというので、文左衛門は見に行くが延期される。熱田の祭礼は例年の如く行われる。紺屋杢右衛門の世倅が印地打ち(石合戦)に出て、2人を切り殺して逃げ帰ろうとするが、…
元禄8年1月14日。曇。未刻(午後1時)から雨が降る。夜、大雨となる。
元禄8年1月13日。明け方、わずかに雪が降るが、その後止む。曇り、巳半(午前10時)から晴れる。この日、御弓の衆が御的を2本ずつ射る。初めの1本は立って、後の1本はしゃがんで。巳刻(午前9時)、公は馬場にお出ましになる。弓が終わり、公はこ…
元禄8年1月12日。曇。岩下又左衛門は乱心により又左衛門大伯父平沢九左衛門・都筑助六・中根小右衛門の3人に御預けとなる。引き取り場所はまかせるとのことで九左衛門が引き取る。平沢清助は役人のためこれに関係せず。時々見廻るようにと。この夜、曇…
元禄8年1月11日。朝、雨が降る。卯半点(午前6時)に止む。曇。天気は良くならず、御弓、御乗初が延期される。(馬の名が記されているが略) (丸岡騒動)昨年冬、本多勘左衛門、同世倅助次郎は丸岡を出て、又従弟の能瀬勘右衛門のところに潜伏していた…
元禄8年1月10日。雲が空を覆い、霧雨が降る。夜に入ると激しく雨が降る。明け方になって止む。
元禄8年1月9日。晴天。
元禄8年1月8日。晴。午半刻(午後0時)、霰(あられ)がしばらく降る。公は寺を参られる。杉山之右衛門が暇を願い出る。御さそい(肩たたき)によって。同10日に御暇が出る。
元禄8年1月7日。雨が降るが、巳の刻(午前9時)に止み、その後曇る。公は建中寺へ参詣のはずであったが、雨のため参詣せず。
元禄8年1月6日。薄曇。夜戌半時(午後8時)より雨が降る。
元禄8年1月5日。曇。未刻(午後1時)過ぎから晴れる。
元禄8年1月4日。曇。巳刻(午前9時)過ぎから雪が降り、夜になって止む。2寸(1寸は約3センチ)近く積もる。夜、曇る。
元禄8年1月3日。曇。時々霧雨が降る。夜、例年通り御歌初が行われる。先代の時は新番の小頭などまで参上したが、この度は御足軽頭まで参上する。御弓矢奉行は参上せず。
元禄8年1月2日。雨が降るが、巳の刻(午前9時)に止み、晴れる。文左衛門は7ツ半(午前5時)に近所の者たち共に礼に出かけるが、少し時間が早かったので源右衛門のところへ寄る。6ツ(午前6時)前、三左衛門殿と対面し、ただちに御城に参上する。巳…
元禄8年1月1日。晴天。この度、鳥目(銭)で御礼する輩は、それぞれの役一組一組に南上座北上座に順々に魚の鱗のように並び居り、礼銭を側に置く。公は巳刻(午前9時)過ぎにお出ましになり、虎の間の唐紙2本を左右に老中が引く。御装束、折烏帽子、帯…