2022-12-08 越前の騒動もこれで落着か 鸚鵡籠中記 元禄8年1月26日。昼前、公は御天守にお越しになり、御城代衆に御手自ら熨斗を下される。御天守奉行にもお言葉がある。公は直ちに打ち馬場へお越しになり、御馬乗衆が御馬を御す。この朝、平岩助治郎が江戸へ下る。この者は勘左衛門子で半蔵のところで預かっていた。