名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

なぜ返してくれないの

宝永1年11月17日。
石黒三郎左衛門前の片端の堀の南岸下に脇差1腰があり、武平町の辻番がこれを見つける。
すぐに城代衆へ知らせる。
その後、寺尾次郎左衛門僕が朝岡甚五右衛門のところへやって来て言うには、昨夜牛込茂右衛門のところへ江戸からやって来た者があった。
旦那も行ってもてなし、そうこう騒いでいるうちに同僚の折平という者の台所に置いていた脇差がなくなってしまった。
聞いたところでは役所にあるとのことなので請け取りたいと。
しかし、このことを取り上げもしなかった。
しかしながら城代衆には内密に知らせておいた。
19日に町奉行へ渡され、検断物(没収品)となった。