名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

貧しさゆえだよな

元禄14年12月22日。
大曽根にいた深井辻番荒川雲六が三ツ蔵で中川庄蔵口米の俵に寄りかかり、刺して袖へ米を入れて盗む。
庄蔵のところで全員で雲六を縛り、俵に括りつける。
刀は錆だらけ、脇差は竹のへらであった。
庄蔵は直ちに町奉行へ引き渡し、牢に入る。