名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-06-12から1日間の記事一覧

伊勢詣でに出かけると、留守番に不幸がおこったのか

元禄15年3月30日。この朝、手嶋杢内の番明けに杢内妻は伊勢参りに出かける。一説には抜け参り(無許可の伊勢参り))で杢内は知らなかったと。若党を召し連れて詣でているので杢内が知らないはずはないとも。その夜、13になる杢内嫡子が食あたりで死…

穢れってやつですかね

元禄15年3月24日。廻文がある。切紙を以って申し入れる。姫君様の輿入れについて当地で各が承知するまでは、江戸の家中の面々へ葬儀にかかわるようなことは勿論、その他不幸にかかわるようなことは知らせないようと老中が仰せ渡されたのでその意を心得…

京を3月13日に出発しています

元禄15年3月18日。午9刻(午後0時)、姫君様が御屋形に到着する。(後略)

鯨の子なら頭の上は口じゃなくて鼻ですね

元禄15年3月12日。熱田茶屋新田へ大きな魚が流れてくる。これを捕まえて殺す。大きさは1丈(1丈は約3メートル)もある。鯰のように鱗はなく、頭の上に口がある。鯨の子か。

一体何が

元禄15年3月11日。常福寺他国が隠居となる。弟子恵海は獄門となる。手代の男2人も獄門となる。胴は様物となる。

喜蔵さん、恥じることはない

元禄15年3月8日。林新太郎子大助はこの日出入の町人で浄瑠璃語りの平七がやって来て着替えていると、平七は但馬守(松平友著)様より切腹を命じられているのになぜまだ生きているのだと言って立ち上がり、平七を切り殺した。その後部屋に入り、熟睡した…

木曽路の検分も姫のためか

元禄15年3月6日。野呂増左衛門がが木曽路の仕事を終え、帰る。万松寺下飴屋町で竹本筑後の操りが行われる。

近江路の検分はこのためだったのか、吉通の婚礼です

元禄15年3月3日。姫君様をお迎えのため、同心頭成瀬修理・国用人横井孫右衛門・同都筑弥兵衛が尾張を出発し、近江路を京へと向かう。

元禄15年3月の天気です

元禄15年3月1日。西風が吹き、たくさん砂を吹き上げる。夜更けに止む。元禄15年3月2日。風が砂を吹き上げる。元禄15年3月3日。風が和らぎ、少し暖かくなる。深夜、雨が降る。近頃、連日連夜風が激しく、井戸水が乾く。元禄15年3月4日。巳(…