名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

隠ぺいですな

宝永2年9月23日。
新番頭成田六郎兵衛が乱心し、立ち退く。
相応寺筋の住み、妻は沢井助左衛門の娘であった。
昨日、脇差だけを差し、裸馬に乗って大曽根まで来ていた。
また、かいもち(ぼたもちやそばがき)を3斗ばかりを届けさせ、訳もなく召仕や町人などに食わせた。
今日、刀を抜き、おとな(老臣)の部屋に訳もなく切り込んだ。
おとなは逃げ去ったので、すぐに立ち退いた。
届けでは六兵衛が召仕を叱るうちに逃げ去ったので立ち退くと云々。