名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

めでたいのだからいいんじゃない

宝永1年12月28日。
廻文がある。
手紙をもって申し入れる。
近年婚礼を済ませた者のところに水振舞(水や酒をただで振る舞うこと)の祝儀と近所の者が集まり、騒いでいると聞こえてきている。
この後このようなことがある者はきつく吟味すると言い渡された。
今後は謹み、行いをただすようにと老中が仰せ渡されたのでその意をくむように。
以上。
12月28日 広瀬助右衛門。
両城代殿。
その上このことは同心衆・明同心ならびに足軽その他支配の者に申し渡すように。