名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

仏の道も人事異動

宝永3年2月17日。
坂崎佐右衛門は行いがよくないため親類に預けられる。
跡部仲右衛門も父元右衛門に預けられる。
これも行いがよくないため。
ただし、厳しい処罰ではなく、行いを戒めるためのもの。
近頃、大津町清浄寺へ遍照院が住職として入る。
これは創始者とするとの言い渡しがある。
大公および松寿尼公から拝領した仏像・器物などは残らず目録にして渡すようにと呑竜法師に申し渡しがある。
性高院塔頭称名院は勧められ隠居する。
高岳院寺家浄峯院がこの跡に行くはず。
近頃、喜子進様中間伝右衛門が七間町の牢に入る。
近衛流で書き物をしていたが、久四郎の仲間に頼まれ、ひたち村への文を書いたため。