名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

真実はいかに

元禄15年12月25日。
夜、酒井金兵衛若党が自害し損ねる。
2、3日して請人に渡す。
近頃暇を出したが、この日の夕方前に道具を片付けに来て、長屋でこの如く。
借金や不届きがあり、金兵衛が叱ったところ若党が脇差に手をかけたので踏み倒した。
若党が言うには手向かったのでないと。
自殺しようとしたと云々。
長屋に入って自害し損ねる。