名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

兄思いだったんだ

正徳1年10月15日。
小賄頭佐藤九大夫に暇を出す。
領分には居づらくなったと云々。
仕事については不届者であった。
翌16日夜、九大夫弟奥茶堂小頭萩了益が自殺する。
兄のことなどで借金があったか。
但し、久大夫の家族を引き請けていた。
家計がどうもならないと心配していたが、ふと乱心してしまったかと云々。
父は大工小頭萩庄兵衛であった。