正徳1年10月21日。
少し前、鈴木伝太夫は伏見へ着くと腹を下し、いろいろ試したが回復しなかった。
願い出て京に向かって養生する。
1日に人参を2分、後には3分ずつ服用するがよくならなかった。
今月1日から医者が変わり、人参を止めると回復に向かうようであった。
恩田藤蔵も伏見へ着くと重い痢病にかかった。
弟が願い出て看病に向かった。
幸いにしてよくなった。
伏見の屋敷は永らく湿地の畠に小屋を作っていたので、寝具などは湿って濡れたようになるくらいであった。
正徳1年10月21日。
少し前、鈴木伝太夫は伏見へ着くと腹を下し、いろいろ試したが回復しなかった。
願い出て京に向かって養生する。
1日に人参を2分、後には3分ずつ服用するがよくならなかった。
今月1日から医者が変わり、人参を止めると回復に向かうようであった。
恩田藤蔵も伏見へ着くと重い痢病にかかった。
弟が願い出て看病に向かった。
幸いにしてよくなった。
伏見の屋敷は永らく湿地の畠に小屋を作っていたので、寝具などは湿って濡れたようになるくらいであった。