名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

やはり残虐な殺人は死刑

正徳1年11月21日。
申(午後3時)頃、文四で酒を頂く。
その後御下屋敷東から禅寺町へ出て、先日の焼け跡を見る。
法花寺町東側日蓮宗寂通院は幸いにして焼けていなかった。
日蓮宗は愚俗(愚かな世や人)を珍重する。

老中は火事の定めを言いつける。
他への廻文はなかった。

野崎清左衛門中間の藤左衛門が磔になる。
去年、生田あたりでもめん売りを切り殺した。