名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

宝永6年1月の天気です

宝永6年1月1日。
晴れて寒い。朝に間は薄曇。氷柱の長さは尺(1尺は約30センチ)あまり、草木では玉を垂らしたようであった。これを木氷(樹氷)と言う。(塵点録で述べる)
宝永6年1月2日。
快晴。
宝永6年1月4日。
連日、寒さが厳しい。剃刀を研ぐために湯を砥の上に注ぐとたちまち凍ってしまう。
宝永6年1月6日。
晴。
宝永6年1月7日。
連日の厳しい寒さがこの日少しゆるまり、初めて日陰の氷が解けて流れる。
宝永6年1月8日。
曇、朝の間わずかに雨が降り、その後晴れる。氷や雪が解ける。
宝永6年1月9日。
快晴。
宝永6年1月10日。
曇、巳(午前9時)過ぎから雨が降り、申(午後3時)過ぎから止む。夜は晴れる。
宝永6年1月11日。
晴。風が吹く。
宝永6年1月12日。
暖かい。
宝永6年1月14日。
池の水や日陰の霜柱などが全て解ける。
宝永6年1月15日。
時々、薄曇。雲は乾(北西)へ流れて行く。未(午後1時)過ぎから曇り、申半(午後4時)から雨が降る。夜になってますます雨が激しくなる。深夜に雨が止む。
宝永6年1月16日。
晴。西風が吹く。
宝永6年1月17日。
曇。夜、雨が降る。
宝永6年1月18日。
雨。申半(午後4時)から雨が止み、曇る。
宝永6年1月19日。
曇。巳半(午前10時)から晴れる。
宝永6年1月21日。
巳(午前9時)過ぎからから薄曇。夜、雨が降る。
宝永6年1月22日。
雨が降り、ジメジメする。夜、晴れる。辰(午前7時)前、雷が1度聞こえる。
宝永6年1月23日。
晴。夜、曇。
宝永6年1月24日。
雨が降る。
宝永6年1月25日。
晴。
宝永6年1月26日。
曇。辰(午前7時)前、少し巽(南東)の風が吹き、夜中に雷が2、3度轟き、雨が降るようであったが降らなかった。
宝永6年1月27日。
曇、巽(南東)の風が少し吹き、夜は曇る。寅刻(午前3時)から雨が降る。午(午前11時)前から雨が降り、申(午後3時)前に雨が止む。
宝永6年1月28日。
1日中雨が降る。申(午後3時)過ぎから雨が止む。
宝永6年1月29日。
晴天。