名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

60過ぎて犬にかまれたからといって泣かなくても

宝永4年5月17日。
今朝、嶋松右衛門の朝稽古に高橋只右衛門の子が連れてきた60ばかりの僕が腰掛で眠っていたところ、犬がやって来てあくと(かかと)を噛み切る。
血がたくさん流れ出て僕は泣き出すと云々。