名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2人の間に何かあったはず

宝永2年2月24日。
細工の者(細工師)池田伴内・利倉長兵衛が江戸へ下る。
箱根畠の茶屋で伴内が長兵衛を切り殺す。
茶屋は伴内を捕らえ、急いで江戸へ知らせる。
供番真鍋茂太夫、五十人目付伊藤伝九郎がやって来て伴内を請け取り、江戸へ向かう。
3月4日朝、切腹したことにして成敗する。
長兵衛は広小路本町と長者町の間、仏師伝左衛門の子。
畠の茶屋の亭主は藤左衛門という。