名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-07-11から1日間の記事一覧

この前は馬を持てと言ったような

元禄15年11月29日。伊予守へ当分高木八郎左衛門の空屋敷を貸される。財政が厳しいので家中250石取に来年は馬飼料が下されないので、馬は持たないように。300石取は組で持ち、売った際には早く次を買い求め、間が長く空かないようにするようにと…

再発でしたから仕方ないか

元禄15年11月27日。巳(午前9時)過ぎ、十兵衛が亡くなる。年は67。

これは仕事ですかね

元禄15年11月27日。文左衛門は源右で口米帳面を確認する。

頼母子を自分でも始めたか

元禄15年11月26日。夕飯後、文左衛門の頼母子の䦰。善右・与三右へ落ちる。亥(午後9時)頃、駿河町下で1軒が焼けるが、文左衛門は知らなかった。

でも罪には問われてないのか

元禄15年11月25日。猪谷只四郎は瑞公(光友)からためし物の用を勤めるため10人扶持を下される。只四郎は忠蔵の子ではなく、今井左利知右衛門妹の子であった。父は生倉松伯という町医者であった。松伯が死んで左知右衛門が引き取った。金15両を付…

残念でした

元禄15年11月22日。夕飯後、文左衛門は勘八へ頼母子竃(䦰)取に出かける。加兵・伝十郎が獲る。

大火でけが人多数、でも活躍する者も

元禄15年11月18日。夕暮れから増左・甚五右・多渡都を呼び寄せる。小市も来るはずなのにやって来なかった。詳細は甚右衛門甥伊藤久右衛門が乱心し牢に入るも、閂の壺金をねじ切り、小市の羽織を着て大小を差し、書置きをして立ち退いたため。用があれ…

強制的とは辛い

元禄15年11月16日。国中の百姓は高100石に1分ずつの奈良大仏建立金を出す。この日に限ったことではなく、昨年も出しており、この年末にも出すことに。

そりゃ死体を見れば驚く

元禄15年11月15日。夜、鍛冶屋町から畠への途中で25、6女が首を切られて死んでいた。帯が解け、枕があった。暗くなってから男が長持ちをかついで女を連れていた。武平町下で道すがら女と争った。女は家へ帰ると言うのに無理やり御器所へ連れて行く…

少し酷なような気もするが

元禄15年11月14日。亥(午後9時)前、建中寺裏門向いの町屋から火が出る。1町(1町は約100メートル))ばかりが焼ける。子刻(午後11時)にはおさまる。火元は水道奉行方に出人の作兵衛が借りていた家であった。夫は巾下水道小屋に番に出かけ…

なんてこった

元禄15年11月13日。丑(午前1時)過ぎ、巾下飴屋町大橋息太夫家来の家から火が出る。借家も焼ける。今度で3年内で3回目の火事。近頃ようやく出来上がった家であった。

裏判があればその書面は大丈夫

元禄15年11月12日。文左衛門は役料裏判を取る。

元禄15年11月11日。夕飯後加兵へ頼母子に出かける。子(午後11時)前に帰る。近頃、大幸村で1人が首をくくって死ぬ。

年末になると頼母子で資金集め

元禄15年11月6日。昼過ぎから甚五右へ出かける。多渡都の頼母子の供応があったので。戌半(午後8時)に帰る。

浄瑠璃は上手だったのか

元禄15年11月5日。夕暮れから文左衛門は十兵へ出かける。加兵・忠兵家内・渥美源兵がやって来る。煙草屋十兵衛が浄瑠璃を語る。子(午後11時)過ぎに帰る。

元禄15年11月の天気です

元禄15年11月6日。曇。巳半(午前10時)過ぎから雨が降る。夜になって止む。元禄15年11月8日。戌(午後7時)過ぎから雨が降る。元禄15年11月9日。雨が降る。夜になるとますますジメジメする。元禄15年11月10日。晴。元禄15年11…