名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

今の詐欺の原型は江戸時代

宝永1年12月25日。
津守(松平義行)様江戸屋敷に盗賊奉行の支配の者だと1人がやって来て、水桶を調べ、明日中に玄関館前に大桶を2つ置くようにと言った。
もし用意ができないようであればこちらで用意して間に合わせると。
桶代は1つ10両と。
津侯は不審に思われ、酒や食事を出し、その間に盗賊奉行徳山五兵衛のところに聞きに遣わした。
その間にこの者の僕1人は逃げ出した。
五兵衛のところからこの者を縛って連れて来いと云々。
この者を縛って渡した。