名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

気にするなら人使いの荒さを改めなさい

宝永1年7月26日。
昨今、道具を残らず源右へ運び出し、屋敷の掃除などを行う。
夕暮れ前に火事との噂があるが、嘘であった。
在京五十人目付長坂権右衛門が書置を残し立ち退く。
この21日に朝、召仕3人が欠落する。
江戸詰の時も召仕が残らず欠落する。
人使いが荒いと。
今度と合わせて2度も召仕が残らず逐電したことを権右衛門は気にしていた。