名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

伝左衛門の落ち度だな

宝永5年8月2日。
夜、都筑伝左衛門に御預けになっていた岩下又右衛門が逐電する。
日頃牢にも入れず、召仕同然の扱いをして屋敷の草などを取らせ、その上米などを搗かせていた。
衣服を担いで棒を持って逃げ去った。
西の藪垣をくぐって出たようであった。
翌朝、発覚する。