名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

病気なら仕方がなし

宝永元年6月15日。
夜、試楽が例年通り行われる。
町奉行同心に坂加兵衛が仰せ付けられる。
加兵衛の兄武兵衛は町奉行同心であったが瘡毒(梅毒)で目が悪くなり、鼻も近頃崩れてしまった。
このため願い出て弟と交代する。