名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

うっかりミス

元禄15年2月3日。
近頃、中山瀬左衛門が逼塞となる。
これは磯貝伝太夫が長患いのため役の者を出すことのついて吉田弥五九郎に頼んでいた。
このことは瀬左まで話が通っていたのに瀬左衛門が忘れて表の用人には話が通っていなかった。
この不注意によりこの如く。
やがて許される。