名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

大事なお役目中になんてことだ

元禄12年7月3日。
出雲守(松平義昌)様が尾州を出立する。
その前に磯貝伝太夫が急いで御時分窺(日程調整)に出かける。
御道中で出雲守様御目付冨永与七が痢病(赤痢)を患い、死んでしまう。