名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

大事な指示は何度でも

元禄12年6月13日。
大公御介抱のため、但馬守(松平友著)に御暇を奨められる。
切紙を以って申し入れる。
この時期、喧嘩口論はもちろん騒ぎなどを起こさず、諸事謹むようにと江戸から申し来ていると御老中が伝えてきたので、その意を心得るように。
以上。
6月13日。
熊沢与三兵衛。
両城代殿。
それに加えて、このことを同心衆明同心衆ならびに御足軽その他支配の方へも申し渡すように。
御覧になれば次へ御廻し、納所から御城へ戻すように。
以上。