2023-04-10 こういうことはダメだと触が出てるでしょう 鸚鵡籠中記 元禄12年6月14日。夜、長者町で放火があり、2,3尺(1尺は約30センチ)燃え上がる。初めに見つけた者をまず牢に入れる。近頃、馬場三右衛門の足軽が自害する。足軽の女房は弓場の萩右衛門のところに奉公していた。近頃会いに来て喧嘩となったので荻右衛門が届け出る。三右衛門は穏便の間なので仲間の足軽4人に預けるが、気をゆるした隙に紙帳(紙製の蚊帳)の中で、小刀で喉を突いて死んでしまう。4人の足軽には暇を出す。