名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-11-03から1日間の記事一覧

これはどこの八幡祭なんでしょう

宝永2年8月30日。八幡祭が行われる。

打捨と獄門の違いは首を切り落とすか落とさないか

宝永2年8月29日。山伏福泉院が打捨、火付の木引五兵衛娘が獄門となる。立返り者2人が様物となり、年寄衆に下される。明日は八幡祭なのでこの日車が曳かれる。本重町あたり常瑞寺の地子六兵衛の子11歳が御園町で太公望の車に引き殺される。引き殺した…

穏便は終わったのでは、別の理由があったか

宝永2年8月28日。清浄寺で地蔵入仏のねり供養が行われる。寺門内の茶屋は開かれず。

このあたり穏便が多くて誰のことかわからなくなる

宝永2年8月25日。この日から穏便が終了する。廻文がある。

また頼母子ですか

宝永2年8月23日。昼から源太左・曽右・瀬左が文左衛門のところへやって来る。亥(午後9時)前に帰る。大黒頼母子会の始まり。近頃、大根見意が板乗物で名古屋に着く。足軽頭原又左衛門が同道する。

一体何だろう

宝永2年8月21日。右のような切(紙片)が質に入れられたり、買い取った場合は町奉行に急いで申し出るように。隠し置いたり、後で知れた場合は罪を問うので。(切の図は略)

泰山様は2代目紀州藩主徳川光貞

宝永2年8月19日。この日まで熱田の海での漁が禁止される。泰山様の逝去のため。

無茶な命令だな

宝永2年8月16日。近頃、隼人正同心鈴木七兵衛の乱心が露見する。近年乱心し、どうしようもない状態だった。しかし、時にはバカにされたり、時には人に迷惑をかけることもあった。隼人正からは面倒をよくみるようにと、同名三右衛門に外には出さぬように…

結構な工事でしたね

宝永2年8月12日。この日で文左衛門屋敷の大工仕事が終わる。25日間であった。表の西、塀の覆い、その他に大門・中門・椿路への塀の覆いなどを新しくする。

結構な工事でしたね

宝永2年8月12日。この日で文左衛門屋敷の大工仕事が終わる。25日間であった。表の西、塀の覆い、その他に大門・中門・椿路への塀の覆いなどを新しくする。

うーん、自主規制ってことか

宝永2年8月6日。彼岸に入るが、寺々での談義は行われず。しかし、所によっては行われる。

武士だけでなく町人の自殺も多い

宝永2年8月5日。未(午後1時)前に地震がある。昨日、魚棚筋伏見町と御園の間にある車の町木綿問屋与兵衛が自殺する。

働いたかと思うとしばし休憩

宝永2年8月2日。文左衛門は蔵へ見廻りに行き、ついでに政右とともに市兵衛に立ち寄る。大鮎・酒などを頂く。

宝永2年8月の天気です

宝2年8月1日。晴。宝永2年8月2日。戌半(午後8時)、雨が降り、ジメジメする。1時(約1時間)ばかりして止む。宝永2年8月3日。後に晴れる。曇。夜亥(午後9時)から雨が降る。宝永2年8月4日。雨が降るが、辰(午前7時)過ぎから止む。曇。昼…