名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

無茶な命令だな

宝永2年8月16日。
近頃、隼人正同心鈴木七兵衛の乱心が露見する。
近年乱心し、どうしようもない状態だった。
しかし、時にはバカにされたり、時には人に迷惑をかけることもあった。
隼人正からは面倒をよくみるようにと、同名三右衛門に外には出さぬようにし、養子を取らすようにということであったが、御預けになっているわけでもないので三右衛門は牢に入れることも出来なかった。
番を付けることも出来ず、そのままにしておいたが、放っておくわけにはいかず乱心とする。