名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-05-17から1日間の記事一覧

これだと新しい役目のため預けられたのか

元禄14年5月25日。廻文がある。この度大目付に預けられた足軽たちは名古屋の侍町、寺社町中、尾張領美濃の村々、ならびに木曽、かつまた江戸、屋敷の内外でことの善悪を調べ報告することとなった。しかしながら、法に背く者があってもそれを取り調べで…

今やターミナルの上小田井も当時は…

元禄14年5月23日。辰刻(午前7時)、上小田井村で家1軒が焼ける。

これにはどうやらわけがありそう

元禄14年5月22日。簡略方足軽30人の内15人が大目付衆3人に預けられる。1組は5人ずつ。

してやったり

元禄14年5月17日。3日に熱田大宮司が江戸から帰る。荒廃した仏閣の修理、再興を仰せ付けられる。江戸より検分の役人衆が来るはずとのこと。大宮司は江戸での働きがうまくいき、寺社奉行青山播磨守宅で料理などを給わったと。

せっかく訪ねたのに

元禄14年5月12日。吉田五兵衛が逼塞を仰せ付けられる。少し前、犬山逗留の成瀬因幡を訪ね、話を終えて申(午後3時)過ぎに因州亭を出る。町屋に泊まったが、その知らせも入れなかった。このことが耳に入りこの如く。岡田三阿弥・広間坊主小頭九悦も同…

今の西枇杷島のあたりか

元禄14年5月10日。辰之中刻(午前8時)、枇杷島橋向かい1町(1町は約100メートル)ほど先の南側にある裏屋2軒が焼失する。

私的に利用していたってこと

元禄14年5月4日。寄合で書付で言い渡しがある。それぞれの役所で道具などが見つかっていると聞こえてきた。今後はこのようなことがないようにと云々。ただし役所より言い渡しがなくてもこの通りに。水道奉行、買物奉行、畳奉行にはなし。この月、昨年盗…

60年も勤めたとはなんと長生き

元禄14年5月3日。大野忠右衛門は60年の勤めにより、願わずとも3人扶持を下される。この朝、成瀬隼人正同心三沢左門が自殺する。

江戸時代から日本人は自殺者が多い

元禄14年5月1日。夜中、御器所村の畑で自害した者がいた。住吉町の者とのこと。

元禄14年5月の天気です

元禄14年5月2日。未上刻(午後1時)、雷が鳴り、雨が降る。下刻(午後3時)に止む。申中刻(午後4時)過ぎからまた降り始め、夕暮れ前に止む。元禄14年5月7日。亥(午後9時)過ぎから雨が降り出し、翌朝辰刻(午前7時)に止む。元禄14年5月…

用語備忘録

勤書=履歴書唐網=投網大腰掛=下級藩士が藩主に拝謁するために設けられた席御礼=藩主に敬意を表する式御礼銭=藩主へのお礼の銭御目見の衆=士の子で無足、無役の相続前の若者針立=針医者仏狼機=大筒廻りの者=市中巡回の目付役押し者=目付の下に属す…