名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

せっかく訪ねたのに

元禄14年5月12日。
吉田五兵衛が逼塞を仰せ付けられる。
少し前、犬山逗留の成瀬因幡を訪ね、話を終えて申(午後3時)過ぎに因州亭を出る。
町屋に泊まったが、その知らせも入れなかった。
このことが耳に入りこの如く。
岡田三阿弥・広間坊主小頭九悦も同様で、これらは叱られると。