名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

元禄14年5月の天気です

元禄14年5月2日。
未上刻(午後1時)、雷が鳴り、雨が降る。下刻(午後3時)に止む。申中刻(午後4時)過ぎからまた降り始め、夕暮れ前に止む。
元禄14年5月7日。
亥(午後9時)過ぎから雨が降り出し、翌朝辰刻(午前7時)に止む。
元禄14年5月14日。
午刻(午前11時)過ぎから雨が降る。夜中も降り続く。
元禄14年5月15日。
雨が降るが、快晴となる。酉刻(午後5時)、雷がひと鳴りする。
元禄14年5月16日。
未刻(午後1時)から雷が鳴り始め、大雨となる。氷も降る。枇杷の実ほどの大きさで6、7匁(1匁は3,7キロ)もある。深津助右衛門の椵(柚子の類)の木に落ちる。その他、杉崎戸太夫・和田孫八・八王子松・日置などでも氷が降る。熱田二之鳥居の側、1町(1町は約100メートル)ほどの両側で迅風(はやて)が家をめくりあげる。春叩(敲)門の先の
午下刻(午後1時)、大雨となるが、夜になり晴れる。また大雨となる。
元禄14年5月30日。
晴。