名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-04-19から1日間の記事一覧

綱誠の法事をまとめました

元禄12年9月15日。この日から誠公100ケ日の法要が行われる。三百部が行われ、僧の数は170人。(中略)元禄12年9月16日。辰刻(午前7時)、法事が終わり、巳刻(午前9時)、霊屋に遷牌される。(中略)元禄12年12月8日。この日から1…

続くから役人も大変だ

元禄12年7月6日。この日と7日、知法院様の1回忌の法事が行われる。役人は6月の法事と同様。

これは綱誠の法事ですか

元禄12年6月27日。この日から29日まで千部が行われる。僧の数は331人。6月30日から2日までは大公からの法事が行われる。7月5日には施餓鬼が行われる。僧の数は50人。この日は家中の拝礼があり、香奠を献上する。(後略)

初代藩主の法事ですからね

元禄12年5月1日。敬公50回忌が行われる。初日は辰上刻(午前7時)に始まり、未刻(午後1時)に終わる。2日目の時刻は同じで、鈴木主殿・志水八郎座衛門両人の施餓鬼が行われる。3日目も時刻は同じで、土屋善兵衛・鈴木太兵衛両人の施餓鬼が行われ…

惨い殺し方だ

元禄12年12月。近頃、御器所一本松に34,5歳ほどの女を細引(麻の縄)で首と手をくくり、殺してある。泰心院様の廟所に奉る石灯篭1基の代金は金3両と銀7匁。

70にもなってなあ

元禄12年11月。近頃、大津町町屋に住む新番小川義右衛門の妻が娘を連れ行方をくらます。前から義右衛門の借家には茶道坊主が住んでいた。裏からいつも義右衛門の家に出入りし、娘と関係を持っていた。近頃、坊主は娘を貰おうとした。義右衛門が怒って言…

この前の記述とは少し違うなあ

元禄12年12月27日。高田村の農家に盗みが入り、妻と子2人、下女1人の4人を切り殺して立ち去る。亭主が出かけている隙を狙って盗みに入ったと。銭函1つがなくなるが、それ以外は何もなくならなかった。亭主が切り殺したと。亭主は預りとなる。来年…

やはり天災の場合はいろいろと配慮されるのですね

元禄12年12月30日。今年、八上(神)村は秋の風雨のため米を納めず。毛利石見守の3000石の知行の内2500石は八上(神)のために納めず。このため役目と小林八右衛門の預かりなどは免除される。野呂瀬杢右衛門・彦坂平太夫・稲富平太夫・佐久間…

年末の極悪強盗

元禄12年12月28日。強盗が高田村の家に入り、松葉を売った20両の金があるのを知っていたのでその20両を盗む。その他道具も盗んだ上に4人を切り殺す。

そりゃ子を連れ去られれば半狂乱になるのが普通では

元禄12年12月21日。近頃、白昼巾下で町屋に盗人が入り、夜着で包んであった子を夜着と一緒に盗み去る。女房は産後の具合が悪く、この騒ぎのせいで乱心する。

この日は積雪があったのになぜ素足に草履なの

元禄12年12月17日。文左衛門は昼から藤田弥七のところへ出かける。九郎右・九太・甚右も居合わせる。文左衛門は子刻(午後11時)に素足に草履で帰る。

自分たちで運ぶんですね

元禄12年12月12日。文左衛門と仲間が口米を上納する。甚五兵・紋左・伝九が米を運ぶ。文左衛門は政之右と車を手配する。費用は1俵につき16文。

前日の廻状にあった霊仙院様の法事

元禄12年12月8日。建中寺で法事が行われる。七百部の読経が行われる。公からは二百部、大公からは五百部。僧は270人。

またまた法事中の注意です

元禄12年12月7日。廻状が来る。切紙をもって申し入れる。霊仙院様の法事が来る8日から10日まで行うと両殿様が言いつけられた。この法事の間は音曲・鳴物を止めて静かにし、火の元は特に入念にし、下々にいたるまで諸事謹むよう申し付けられたと老中…

判形は文書に判を押したり書いたりすること

元禄12年12月4日。文左衛門は武右へ口米の判形に出かける。そこから善右へと出かける。頼母子は加嶋万右衛門が獲得する。

元禄12年12月の天気です

元禄12年12月5日。辰(午前7時)過ぎ、少し雨が降って、止む。その後晴れて風が吹く。元禄12年12月8日。曇。元禄12年12月9日。曇。昼過ぎると雨が降る。元禄12年12月10日。辰8刻(午前8時半過ぎ)過ぎから段々と晴れる。元禄12年…