名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

参ってもらって金を儲けようってことじゃないか

文政4年9月。
金毘羅33所というものが始まる。
金毘羅に33所とはどういうことなのか。
おかしなことである。
一番 宮籏屋町 延命院 二番 灰取町 長栄寺 三番 南飴屋町富士見 良福院 四番 橘町裏 千日寺 五番 日置 観福寺 六番 門前町 七ツ寺 七番 法華寺町 松徳院 八番 禅寺町駿河町下ル 照雲寺 九番 駿河町 円行寺 十番 萱屋町 観音堂 十一番 赤塚 神明社内 十二番 大曽根 八幡社内 十三番 五百羅漢前 徳源寺 十四番 志水中杉 普光寺 十五番 江川北の端 観音堂 十六番 巾下六句前 泉乗院 十七番 同虎薬師 覚鳳寺 十八番 同押切町 榎権現 十九番 小伝馬町 観音堂 廿番 巾下万松寺領田中 観音堂 廿一番 伝馬橋裏 大教院 廿二番 杉の町筋みその東 金剛寺 廿三番 桑名町袋町上ル 良学院 廿四番 袋町桑名町東へ入 医王寺 廿六番 三ツ蔵乳花薬師 東光寺 廿七番 長者町広小路下ル 観龍院 廿八番 三ツ蔵本町東 伝光院 廿九番 広小路 庚申堂 三十番 いセ町六丁目 繁昌院 三十一番 袋町東 禅芳寺 三十二番 久屋町 願行寺 三十三番 同一町目 全泉庵 文政四年辛巳九月 石垣鍋太郎 永田半助 平井久七