名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

結局24日に弥左衛門さんは亡くなります

宝永2年3月25日。
夜、弥左衛門を大光寺に葬る。
戒名は奥本院幽玄日深と。
文左衛門も参詣する。
昨夜戌刻(午後7時)、前町奉行同心青木小左衛門・坂加兵衛・寺社十人林分左衛門・小池林太夫が弥左衛門宅にやって来た。
大光寺弟子坊主1人を呼びに遣わし、宗旨一札を出す。
この4人は弥左衛門死骸をいちいち改めることをせず、ちょっと見てすぐに帰ってしまった。
この前町奉行には弥左衛門が死んだことを大沢弥次右衛門から申し遣わしていた。