名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

不手際発覚

宝永6年6月25日。
昨日、申刻(午後3時)前に朝社参と言い渡されたが、供の装束が京から届いていなかったので、昨日の夜中に中止となる。

巳半(午前10時)過ぎ、八三郎様(註。継友)。喜子進様(註。通温)・万五郎様(註。宗春)が登城し、初めて対面され、吸物・酒が出され、その上腰物を進められる。
帰った後、また登城され礼を述べられる。
この後は毎日4ツ(午前10時)前に登城し、昼頃に帰られる。